柔道選手のウルフアロンが東京五輪オリンピックの柔道100キロ級に初出場しますが、大学生の時点で世界一位の座を獲得し、スタミナが国内トップクラスと言われていることもあり、金メダル候補者として期待がかかっています!
またウルフアロンはハーフですので、国籍なども気になります。
今回はウルフアロンの私生活や家族、幼少期や若い頃の生い立ち、高校時代や大学時代の成績、どこの国のハーフなのかについて見ていきたいと思います。
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ウルフアロンはどこの国のハーフ?国籍は?
ウルフアロンは東京五輪オリンピックの柔道100キロ級に出場する選手で、金メダル候補者と言われているほど強いです!
100キロ級は井上康生などの柔道選手が今までにたくさんの栄冠を勝ち取ってきた伝統の階級なのです。
ウルフアロンはパワーはもちろん、スタミナが国内トップクラス!
体型や筋肉がすごいので見た感じでもすごいパワーをもっていることが分かりますが、スタミナがそれだけあるということは、試合時間が長くなればなるほどウルフアロンは強くて有利になるのです。
さらにウルフアロンはイケメンであり、ハーフであることもあり注目を集めています。
父親がアメリカ人、母親は日本人。
よってアメリカとのハーフですが、国籍は日本です。
確かにウルフアロンの目はアメリカ人のように見えますが、日本人らしい顔の要素も含んでいるように思います。
アメリカと日本のハーフの場合は、一般的に22歳まではアメリカと日本の両方の国籍をもつことができるようです。
しかしウルフアロンは現在25歳ですので、もしかしたら数年前まではアメリカの国籍ももっていたが、最近になって日本を選択したのかもしれませんね。
出身地は東京都葛飾区新小岩(かつしかくしんこいわ)で、本名はAaron Phillip Wolf(アロン フィリップ ウルフ)
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ウルフアロンの幼少期や生い立ちは?
スタミナが国内トップクラスで相手のパワーを吸い取っていくウルフアロンですが、どのような幼少期や生い立ちだったのでしょうか?
父親は大学講師ですがアメリカ人である為、そのパワーと体格をウルフアロンは引き継いだ体なのです。
小学生の頃から、周りの子供達と比べても群を抜いて体格が良かったそう。
入学時で身長130センチ、体重30kg、卒業時で160センチ、90kgでした。
身長が30cmも伸びて、体重も60kg増とは成長が著しすぎますし、160cmで90kgって体格のいい立派な大人ですよね・・・
ウルフアロンが柔道を始めたきっかけは、小学生になる頃に、母親側の祖父から「体が大きいから、柔道でも」と勧められたこと。
そしてベイカー茉秋(ベイカーましゅう)と同じ講道館の春日柔道クラブに通っていました。
ウルフアロンはそんな体格のおかげで、そこまで頑張らなくても試合でたくさん勝てたそう。
しかし小学生の頃は柔道の面白さが分からずに、中学1年生まではあまり頑張っていなかったとか。
そこから転機が訪れて、真剣に取り組みだします。
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ウルフアロンの若い頃・中学時代や高校時代の成績は?
父親譲りの体格とパワーをもつ強いウルフアロンで、小学生の頃は簡単に試合で勝つことができていましたが、中学2年生になった頃に試合で負けることも増えてきたのです。
さらに年下にも勝てなくなってきたこともあって悔しくなり、そこからは勝つ方法を真剣に考えて、全力で練習に取り組むようになったようです。
中学生になると周りの子供達も大人の体格やパワーに成長していっていますので、あまり何も考えずに戦っていたウルフアロンは、しっかりと考えながら練習してきた相手には負けてしまう場合がでてきてしまっていたのでしょう。
そして、ウルフフアロンがここまで強くなった理由がもう1つあります。
それは高校受験の時の選択でした。
ウルフアロンはプロの柔道選手になりたかった為、初めは学力は低いが、柔道が強い高校を選びました。
しかし中学の担任の先生は下記のように述べました。
「この高校に行くと、柔道でダメになった時にほかに道がなくなる。
ここに行くなら、推薦書は書かない」
引用:https://sportiva.shueisha.co.jp/
先生は、頑なに第一志望の高校を認めなかったのです。
そしてウルフアロンは東海大浦安高校を選びました。
東海大浦安高校は千葉県で柔道のトップクラスの強豪校で、もし柔道をやらなくなったとしても東海大へも進学しやすくなっています。
ウルフアロンは高校を選択した時のことを振り返って、下記のように述べています。
「いま考えると、東海大浦安に入って初めて日本一になりましたし、そこから東海大に行って世界一にもなれた。
あの時の担任の先生の言葉がなかったら、今の僕はないのかなって思います」
「東海大の4年間は一番成長できた時代だった」
引用:https://sportiva.shueisha.co.jp/
初めに選択していた高校に進学していたとしてもある程度は強くはなっていたでしょうが、ウルフアロンは東海大浦安高校生時代に日本一となり、東海大学生時代には世界一というこれ以上にない成績を収めていたので、東海大浦安高校を選択したからこそ今の自分がある、担任の先生のおかげと言っても過言ではないでしょう。
高校時代の輝かしい成績ですが
○高校2年生 団体戦で高校三冠(全国高校選手権、金鷲旗、インターハイ)を達成。
○高校3年時 インターハイ100キロ超級の個人戦で優勝。
○東海大学4年生 世界選手権ブタペスト大会の100キロ級で優勝。
こう見ると順調であるように感じますが、ウルフアロンは数回怪我をしています。
○2017年 右胸鎖関節挫傷
○2018年 左膝半月板を損傷
○2019年12月 右膝半月板損傷の重傷
特に2019年の怪我は、当初2020年に開催予定であった東京五輪が迫っていた為、落ち込んで追い込まれていた心境だったようですが、コロナでオリンピックが1年延期したのである意味救われる結果になったのでした。
そして2021年に開催される東京五輪オリンピック。
試合自体の復帰は2021年4月とまだ最近のことで体が慣れていなかった為、思うように動かないこともあったようですが、東京五輪に出場できることを幸運に思い、冷静に相手の特徴を捉えて負けないようにし、金メダルを獲得するという意気込みは十分なようです。
これは金メダルに期待大ですね!!
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ウルフアロンの私生活や家族は?
ウルフアロンの生い立ちや、柔道での取り組みについては分かりましたが、ハーフであることもあり、私生活や家族も気になるところです。
ウルフアロンは2019年4月に結婚した嫁がいるのですが、現在は離婚するように進めており嫁と別居中の状態にあります。
結婚相手は良美さんという方。
2人の出会いは試合会場で、ウルフアロンが良美さんのことをかわいいと思って一目惚れし、その場で声をかけたのではなくFacebookを通じて仲良くなったそう。
本当に可愛らしい方ですね。
そして2年間の交際を経て結婚へ。
妻は柔道経験者ですので気も合いそうですし、ウルフアロンの国際大会にもついて行って応援していた姿も見られていたようです。
子供はいない様子ですが愛犬のオレオもいて、とても幸せそうな家庭を築いているように感じられていましたので、離婚するだなんて驚きです・・・
離婚する理由については述べられていませんが、一緒に家庭を共にしていく中で、価値観のすれ違いが出てきたなどかもしれませんね。
ウルフアロンは2019年に右膝半月板損傷の重傷という大きなケガをし、柔道を休止して療養やリハビリで大変な生活を送っていました。
そういったこともあった為、ウルフアロンがストレスを抱えたりなどで、家庭内が円滑に回っていなかったのか?とも思いましたが、嫁は大変な間もしっかり支えていたようです。
とてもいい奥さんで夫婦関係も良好にあるように思いますが、きっと何か離婚理由があるのでしょう。
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まとめ
今回は
ウルフアロンはどこの国のハーフ?国籍は?
ウルフアロンの幼少期や生い立ちは?
ウルフアロンの若い頃・高校時代や大学時代の成績は?
ウルフアロンの私生活や家族は?
について記載致しました。
ウルフアロンはアメリカ人の父親譲りの体格とパワーを引き継がれた為、小学生の頃はそこまで頑張らなくても柔道で負けることはなかなかなかったそう。
だからこそ当初は柔道の面白みや深みが分からなかったのでしょう。
試合で負けることが増えてからは、しっかりと考えて戦う習慣がついたウルフアロン。
現在も相手に勝つことよりも、相手の特徴を捉えて負けないように戦うことで、結果勝つことができるという作戦を実行しており、さらにウルフアロンはスタミナが国内1位ですので最強の選手ですね。
東京五輪オリンピックでの試合を楽しみにしています!