新型コロナウィルスの感染拡大で東京や大阪、その他の主要都市では緊急事態宣言が出た事により、高島屋、大丸、阪急百貨店などの百貨店は現在休業している所がほとんどですが、この休業はいつまで続くのでしょうか?
また最近東京や大阪では休業要請の詳細が出ましたが、百貨店はどうなってしまうのでしょうか?
【休業解除で大阪高島屋、阪急阪神百貨店、大丸、近鉄はいつ営業再開?についての記事はこちら】
大阪高島屋、阪急阪神百貨店、大丸はいつ営業再開?休業要請解除
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緊急事態宣言による高島屋、大丸、阪急百貨店の休業状況について
新型コロナウィルスの感染拡大により東京や大阪、その他の主要都市では緊急事態宣言が出ましたが、百貨店も緊急事態宣言を受けて服飾やダイニングフロアはほぼ休業している状況です。
大阪、東京の高島屋、大丸、阪急百貨店などの現在の休業状況は以下になります。
○高島屋 休業内容:食料品売場以外は休業。 食料品売場は時短営業。 対象期間:4月8日から当面の間
○大丸 休業内容:全館休業。 対象期間:4月8日から当面の間
○阪急、阪神百貨店、阪急メンズ館 休業内容:食料品売場以外は休業。 食料品売場は時短営業。 対象期間:4月8日から当面の間 |
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休業要請により高島屋、大丸、阪急百貨店の営業はどうなる?
また休業要請の詳細が東京では4月11日に、大阪では4月13日に発表されました。
その発表では休業要請リストに百貨店は入っておらず、休業要請をしないリストに入っていました。
これは百貨店の服飾やダイニングは営業してよいというよりも、食品売場も含め全館休業している百貨店もあるので、そういった百貨店に対して食料品売場は生活必需品である為、食料品売場は開けるべきだという意味が強いようです。
よって食料品売場を含め全館休業している百貨店は、食料品売場のみ営業を開始する店舗が増えてくるかと思います。
しかしこの休業要請の発表により、今月中に食料品売場以外の服飾やダイニング等の階が営業を開始する事はないかと思われます。
高島屋、阪急、阪神百貨店は食料品売場のみ営業しておりその他の階は休業していますので、しばらくはこのままの状況が続くかと思いますが、大丸は全館休業していますので近々食料品売場のみ営業を開始する確率もあるのではないでしょうか?
高島屋、大丸、阪急百貨店はいつまで休業?
高島屋、大丸、阪急百貨店などの百貨店の休業はいつまで続くのでしょうか?
これらの百貨店が休業を発表した時は5月6日までで、それ以降の予定は未定という意味合いで、4月8日から当面の間休業と記載されている館が多くあります。
では休業は5月6日で終了するのでしょうか?
現段階では新型コロナウィルスの感染者数は増え続けていますが、今増えている感染者は緊急事態宣言が出る前にウィルスに感染していた人達です。
新型コロナウィルス感染の潜伏期間は約2週間と言われていますので、緊急事態宣言による自粛の効果が出てくるのはあと1週間ほど先になります。
この自粛による効果で感染者数が少しずつでも減少していけば、5月7日から営業を再開する百貨店も出てくるのではないかと思います。
しかし休業要請のリストに百貨店が入っていなかった事もあり、感染者数が減少すれば営業を再開する可能性が高いでしょう。
一番感染者数が多いのは東京であり、日本で東京が1番早く感染が進んでいますので、他の県も東京の感染者数の推移を基準にして営業再開をどうするか考えるのではないかと思います。
また現在休業補償や30万円現金給付金などの問題も多発しており、国がそういった援助金を出すことができなければ、日本の経済が回らなくなるので営業を再開する百貨店やショッピングモールなども増えるのではないでしょうか?
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まとめ
今回は
緊急事態宣言による高島屋、大丸、阪急百貨店の休業状況について
休業要請により高島屋、大丸、阪急百貨店の営業はどうなる?
高島屋、大丸、阪急百貨店はいつまで休業?
についてまとめました。
アパレル業界は新型コロナウイルスが流行る前からここ数年で厳しくなってきおり、景気不況に加え、低価格ブランドの普及やネット購入により、高くもなく安くもない価格帯のブランドの店舗は、よっぽどのブランド力がない限り売上を取っていく事が難しくなってきています。
しかしネット販売を上手く利用して、店舗展開は慎重に行い、展開ブランドの路線や価格帯、デザイン、生産数の見直しなどの戦略をしっかり行えば、大手アパレル会社であればまだ業績を少しずつでも上げていく事ができるのではないでしょうか?
今緊急事態宣言によりアパレル市場は休業している所が多く大変厳しい状況ですが、新型コロナウイルスが落ち着いたとしても少し経済不況が続くかと思いますので、今から長期的に見てしっかりと市場ニーズに合う戦略を考えていかなければいけません。
衣食住の3大要素に入っていても衣類はこの中で一番後回しになってしまいますが、服は生きていく上で必要なものであり、楽しむことができるものでもありますので、なんとかこの危機を乗り越えて今後もお客様に愛されるお店やブランドがたくさん増えていってほしいと思います。