2019年11月30日にALS患者を急性薬物中毒で死亡させた事件で起訴された医師の山本直樹(やまもとなおき)被告と大久保愉一(おおくぼよしかず)被告が、2011年に山本直樹の父親を殺害していた疑いで逮捕されました。
さらに山本直樹の母親である山本淳子(やまもとじゅんこ)容疑者も逮捕され3人は共犯と見られており、父親の死亡診断書を偽造していたようですが、ALS安楽死事件の時にも医師免許不正取得疑惑が判明していました。
今回は山本直樹容疑者の出身高校や大学など学歴、生い立ち、医師免許の不正取得の真相について見ていきたいと思います。
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目次
山本直樹医師、大久保愉一、山本淳子容疑者が父親殺人の共犯?
2019年11月30日にALS患者を急性薬物中毒で死亡させた事件で起訴された医師の山本直樹(やまもとなおき)被告と大久保愉一(おおくぼよしかず)被告が、2011年に山本直樹の父親(77歳)を殺害していた疑いで逮捕されました。
山本直樹は泌尿器科医、大久保愉一は呼吸器内科医で、ALS事件の時はツイッターで知り合った京都市中京区のALS患者の女性から依頼を受けた為、2人でマンションまで行って急性薬物中毒で死亡させました。
しかしその7年前の2011年にも山本直樹の父親、つまり自分の父親を殺害していた疑いがあるのです。
さらに山本直樹の母親である山本淳子(やまもとじゅんこ)も逮捕され、3人は共犯と見られているようで、事件はかなり闇が深そうです。
山本直樹の父親は当時、精神疾患で長野県内の病院に入院していましたが、重篤な状態ではなかったとのこと。
そして山本直樹容疑者達3人に、父親は入院先の長野県内の病院から連れ出された後で亡くなっていたのですが、父親の死亡診断書は偽造されていて、記載無関係の医師の名前など嘘の内容が記載されていたことが判明したようです。
よって山本直樹容疑者達3人は2011年3月に、東京都内か周辺で山本容疑者の父親を何らかの方法によって殺害したと見られています。
山本直樹被告と大久保愉一被告だけであればまだしも、母親の山本淳子まで共犯の疑いがあるとは一体どうゆうことなのでしょうか?
山本淳子は自分の旦那を、自分の息子ともう1人の医師と一緒に殺害するなんて、普通の感覚ではありません。
3人は父親が亡くなった前後に殺害をほのめかす内容にメールをやり取りしていたとのこと。
父親の財産目当てか、山本直樹容疑者達がやり取りしていて父親が亡くなる前のメールで「父が周囲を不幸にする」と会話を見つけたようですので、お金や介護などで山本直樹容疑者や母親にとって負担が大きかったのか、家族間で何か問題があり恨みなどがあったのではないかと思われます。
山本直樹容疑者(医師)の出身高校や大学など学歴は?
山本直樹(やまもとなおき)容疑者の学歴についてですが、兵庫県の中高一貫の名門進学校である灘中学校、灘(なだ)高等学校を卒業しています。
灘高校はかなり賢くレベルが高い学校です。
中学校から灘に通っていたということは、山本直樹は小さい頃から頭が良かったのでしょう。
そして東京医科歯科大学の医学部へと進学しましたが中退し、その後韓国のソウルにある慶熙大学校(キョンヒだいがっこう)の医学部に入学しました。
しかし、慶熙大学を卒業した確認が取れていないようです!
ということは山本直樹は大学は中退で、高卒という学歴になってしまいますが、医師をやっているのはおかしいですよね・・・
東京医科歯科大学や慶熙大学を中退した理由は明らかになっていません。
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山本直樹(やまもとなおき)容疑者は医師免許不正取得で安楽死させた?
山本直樹(やまもとなおき)容疑者は、ALSの安楽死事件の時に医師免許不正取得疑惑が判明していました。
医師になる条件は
○学校教育法に基づく大学で、6年間医学の正規の課程を修めて卒業
○医師国家試験予備試験に合格
○合格した後2年以上の臨床研修医を経験する
上記の3つの条件を全てクリアしないといけません。
しかし山本直樹容疑者は大学の医学部を卒業していないことが明らかになった為、そもそも医師国家試験の受験資格を満たしていないのです。
また山本直樹容疑者のように海外の大学を卒業している場合は、厚生労働省が日本と同等の教育を受けたかなどの審査があるのですが、そこをなぜかクリアしていたのです。
怪しいのは、ALS事件でも共犯者であった大久保愉一容疑者は厚生労働省の医系技官で、医師国家試験の試験専門官、審査も務めていたのです。
大久保愉一容疑者は、ちょうど山本容疑者が受験する直前の2008~2009年に試験専門家を務めていましたので、協力して山本直樹容疑者の医師免許不正取得と何らかの関与があったのではないかと見られていましたが、その真相はまだ明らかになっていないようです。
いずれにせよ山本直樹容疑者は大学医学部を卒業してない為、医師免許を不正取得していた可能性がかなり高いです。
山本直樹容疑者が医師免許を取得したのは2010年、父親が殺害された事件が起きたのは2011年と、1年後に事件が起きたことも不自然に感じます。
そうなると殺人事件だけでなく、普段医師として患者を診断していたことだけで重い罪になります・・・
この事件は本当に闇が深いです。
山本直樹容疑者(医師)の生い立ちは?
山本直樹(やまもとなおき)容疑者はどのような生い立ちだったのでしょうか?
山本直樹容疑者は灘中学、灘高等学校出身ですが、6年間同級生だった男性が山本直樹容疑者の学生時代は目立つことのない大人しいタイプだったと述べていたそう。
灘の中学校に合格しているぐらいですから、中学校、高校時代は真面目だったのでしょう。
小さい頃の家庭の情報など詳しいことは不明ですが、父親が亡くなったのは2011年のことですので、今から10年前、山本直樹容疑者が33歳の時です。
大学を中退していることや、大学を卒業していないのに医師免許を取得していたことを考えると、まず大学時代からおかしい道に進んでいることが伺えます。
さらに山本直樹容疑者が医師免許を取得したのは2010年、父親が殺害された事件が起きたのは2011年と、1年後に事件が起きていますので、山本直樹は大学時代に悪い方向へ進んでしまったのかもしれませんね。
ちなみに経歴についてですが、医師免許を取得した後千葉県の救急医療センターで働いており、アメリカへの留学も経験していたそうです。
そして2016年に東京都内でED治療専門のクリニックを開院。
山本直樹医師の知人によると、山本直樹容疑者は「医者というより“医師起業家”、ビジネスマン」と言われており、山本直樹医師は2019年のALS事件を起こす前、海外ファンドから数千万〜数億円単位もの資金を調達してがんの治療薬の開発や製造、卸販売をする会社を設立するなどのビジネスを展開していたようです。
そういったビジネスを展開できるぐらいですから頭はかなりいいでしょうし、やはりお金目当てで犯罪もしていたのか?と思ってしまいます。
【山本直樹容疑者の父親殺人の犯行動機や家族、母親の山本淳子の顔画像や住所についての記事はこちら】
山本直樹医師の動機や家族、母親淳子の顔画像、住所は?父親共犯殺人
【山本直樹容疑者のクリニック、ツイッターやフェイスブック、実家や自宅の場所についての記事はこちら】
山本直樹医師のクリニック、ツイッター特定!実家や自宅はどこ?
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まとめ
今回は
山本直樹医師、大久保愉一、山本淳子容疑者が父親殺人の共犯?
山本直樹容疑者(医師)の出身高校や大学など学歴は?
山本直樹(やまもとなおき)容疑者は医師免許不正取得で安楽死させた?
山本直樹容疑者(医師)の生い立ちは?
について記載致しました。