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芸術大学の女子大生やけどの原因はフリース?作業着、服装や現場の状況

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2021年12月22日に宇都宮市の文星芸術大学で、大学3年生の西岡洸さんが作品制作中に、グラインダーの火花が飛び散って服に燃え移ったことにより大やけどをし、死亡しました。

現場の状況に過失があったり、女子大生は作業着を着ておらずフリースを着ていたのでしょうか?

今回は、芸術大学の女子大生やけどの原因は服装なのか、現場の状況について見ていきたいと思います。

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グラインダーを使用する際の作業ルールは?

まずグラインダーとは、先端に取り付けた砥石を高回転させることで、物の表面を削ったり切断する機械。

高速回転をするので、火花が遠くまで飛び散ります。

ですので、グラインダーを使用する際のルール

○可燃性の危険物の近くで使用しない。

○フリースや起毛系のセーター、ポリエステルなどの合成素材、化学繊維の服を着ない。保護作業着を着用。

○保護メガネ、グローブ、マスクの安全用品を装着。

○2人以上で作業。監視や消火器を準備しておく。

特に引火しにくい服装をすることは必須で、合成素材の服などを着ていると、一瞬で全体に燃え広がる「表面フラッシュ現象」が起きることがあります。

燃え広がらなかったとしても、火花が布に飛び散るだけで穴が開くことは確定なレベルです。

グラインダーに限らず、家庭のガスコンロなどでも、起毛素材の洋服などを着ていると、袖先に火がついて一気に肩まで燃えてしまうこともあるのです。

現に、女優が家庭のガスコンロの使用が原因で亡くなった方もいたぐらいです。

それだけ、合成繊維の服と火を掛け合わせると、危険性が非常に高くなるということ。

また服装だけでなく、ゴーグルや手袋をしておかないと大怪我をするリスクがあるぐらい、グラインダーは危険なものです。

文星芸術大学の女子大生やけどの原因は服装でフリース?作業着を着てなかった?

2021年12月22日に宇都宮市の文星芸術大学で、大学3年生の西岡洸さんが作品制作中に、グラインダーで鉄板を切っていたところ、火花が飛び散って服に燃え移りました。

火が消えた後、病院に搬送されましたが、大やけどによりお亡くなりになられました。

この原因についてですが、服装に問題があったか、周りに燃える危険物があった可能性が高いでしょう。

「火花が服に燃え移った」とのことですから、服に飛び散った火花が広がったと考えるのが自然です。

保護着をちゃんと着用していたのであれば、大やけどをおうほど火が広がる可能性は低いでしょう。

よって、やはり服装に問題があり、フリースや起毛系のセーター、ポリエステルなどの合成素材、化学繊維の服を着ていたのではないかと思われます。

グラインダーを使用する際は、作業着を着ることが必須ですので、学校側がルールを徹底していなければ安全管理に問題があると言えるでしょう。

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文星芸術大学の女子大生やけどの現場の状況は?

文星芸術大学の女子大生が大やけどをしてしまった事件ですが、火花が服に燃え移ったことから、服装に問題があったのではないかと思われますが、原因はそれだけに限りません。

グラインダーを使用する際は、2人以上で作業をするのがルールですが、もしかしたら西岡さんは1人で作業をしていたのかもしれません。

しかし、授業中だったと報道されていましたので、他にも生徒がいたものの、消火器などすぐびに火を消すことができる用具が近くに用意されていなかった可能性があります。

火が服に燃え移って一瞬で広がったとしても、そばに消火器などがあれば、命は取り留めれたかもしれないと考えると、現場の状況にも過失があったのではないでしょうか?

女子大生の服装や、事件の状況についての詳細は報道されていませんので、なんとも言い切れませんが、やはり服装と現場の状況が、グラインダーを使用する際のルールに従っていなかった可能性が高いでしょう。

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まとめ

今回は

グラインダーを使用する際の作業ルールは?

文星芸術大学の女子大生やけどの原因は服装でフリース?作業着を着てなかった?

文星芸術大学の女子大生やけどの現場の状況は?

について記載致しました。

 

グラインダーの使用は、やけどだけでなく、命に関わってしまうほど危険なものですから、使用時のルールは厳守されなければいけませんし、今の若い方達に危険性をしっかりと教えるべきです。

事故があってから気づくのは遅いので、二度とこのような事故が起こらないように、世の中に認知させていただきたいと思います。